2016/01/21分のコミットです。
CHANGELOGにのったコミットは以下の通りです。
actioncable/CHANGELOG.md
Revert "Remove literal? check to fix issue with prefixed optionals"
routingに-:を使用した場合(ex: `get 'prefixed_optional(/p-:page)')にroutingが正しく認識されないバグがあったのを修正した、Remove literal? check to fix issue with prefixed optionalsをrevertしています。
実際はバグが正しく修正出来てなく、そもそも対応方法の方針が間違えていた為、revertしたとの事です。後ほど別途対応が行われています。
Fix the API documentation layout of after*commit
activerecord/lib/active_record/transactions.rbのdocの修正です。
等幅フォントの表示に+を使用していたのを、<tt>を使用するよう修正しています。等幅フォントにしたい対象の途中にスペースがあり、+では正しく表示されない為、<tt>を使用するようにしています。
Fix marking of custom routes for Journey
actionpack/lib/action_dispatch/routing/mapper.rbの修正です。
routingに-:を使用した場合(ex: `get 'prefixed_optional(/p-:page)')にroutingが正しく認識されないバグがあったのを修正しています。
Mapper#build_pathでのsymbolの取得処理に誤りがあったのを修正し、対応しています。
Add CHANGELOG.md entry for #22950
actioncable/CHANGELOG.mdの修正です。
Action Cableのpubsubの連携部分がRedisを使用するよう固定になっていたのを、処理を切り出して、pubsubにPostgreSQLも指定出来るよう対応したコミットについて、CHANGELOGにentryを追加しています。
Small doc update per RF [ci skip]
actioncable/CHANGELOG.mdの修正です。
先ほど追加したentryの説明内容を修正しています。
Merge pull request #17573 from zerothabhishek/master
actionpack/lib/action_dispatch/http/cache.rbの修正です。
HTTP ETagに強いEtagを使用していたのを、弱いEtag(頭に「W/」付き)を使用するよう修正しています。
Rackが弱いEtagを使用するようになった(Rack::ETag correctly marks etags as Weak · rack/rack@12528d4)のに合わせて、対応したとの事です。
Rackが対応したのは大分前なで、このPRも2014/11には作成されていたのですが、マージされるまで大分時間が掛かってしまっていたようです。
insert newlines into code samples
rails guideのThe Asset Pipelineの修正です。
Upgrading from Old Versions of Railsの項、exampleコードに改行が足りてなかったのを追加しています。
Merge pull request #23149 from maclover7/fix-23142
Action Packの修正です。
Rails APIで、render textやrender plainにstatusオプションを指定した場合に、そのstatusが無視されてしまうバグがあったのを修正しています。
Remove api_rendering is not needed · rails/rails@38818c9 で削除されたActionController::ApiRenderingが必要だった為、再度追加し対応しています。
document simple example of ActionController::MimeResponds#respond_to
actionpack/lib/action_controller/metal/mime_responds.rbのdocの修正です。
ActionController::MimeResponds#respond_toのdocに、respond_toの引数にブロックではなく、Mime typeをそのまま指定した場合(ex: respond_to :html, :js, :json)のexampleを追加しています。
remove doc reference to ActionController::MimeResponds#respond_to
actionpack/lib/action_controller/metal/mime_responds.rbのdocの修正です。
ActionController::MimeResponds#respond_toのdoc内に、他の例についてはActionController::MimeResponds#respond_toのdocを参照するように、という謎の説明があったのを削除しています。
updating secrets.yml template to use rails command instead of rake
railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/config/secrets.ymlの修正です。
デフォルトで生成するsecrets.ymlで、secretsの生成用コマンドがrakeコマンド経由(rake secret)になっていたのを、他と合わせてrailsコマンド経由(rails secret)に修正しています。
