rails commit log流し読み(2018/02/20) - なるようになるブログ

2018/02/20分のコミットです。

CHANGELOGへの追加はありませんでした。

actionpack/lib/action_dispatch/routing/route_set.rbの修正です。

RouteSet::NamedRouteCollection#add_url_helperメソッドでpath helperを定義する際にdefine_methodメソッドを使用していたのを、redefine_methodメソッドを使用するよう修正しています。

define_methodだとdirectでhelperを再定義した際にRubyのwarning(warning: method redefined)が出てしまう為。

Active Supportの修正です。

unicodeのcharacter tableをRails内部で作成、保持していたのを、Rubyが保持しているデータを使用するよう修正しています。これにより、巨大なunicode tableの読み込みが行われなくなったので、gemロード時のメモリ使用量が軽減しています。

合わせて、独自で実装していたマルチバイト系の処理(ActiveSupport::Multibyte moduleのメソッド)を、Rubyが提供している同等のメソッドを使用するよう修正しています。

railties/test/generators/app_generator_test.rbの修正です。

rails newに--skip-active-storageオプションを指定した場合に、Gemfileにmini_magickが生成されない事を確認するテストを追加しています。