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読書感想文かrailsについてかrubyについてか

rails commit log流し読み(2018/03/13)

2018/03/13分のコミットです。

CHANGELOGへの追加はありませんでした。


Remove path config option from Azure service

activestorage/lib/active_storage/service/azure_storage_service.rbの修正です。

Azure Storage Serviceのconfigからpathオプションを削除しています。

Azure Storage Serviceではpathオプションにblob storageのエンドポイントを指定します。が、Active Storageとしては、エンドポイントはblobのclientから取得するようになっています。

そのため、pathを明示的に指定する必要が無い、かつ、pathにエンドポイントを直接するには今は引数が足りない、という問題もあった為、pathは削除したとの事です。


Update ASt test services config

.travis.ymlactivestorage/test/service/configurations.yml.encの修正です。

先のpathオプションを削除した対応で、CIで使うようのconfigファイルの更新が漏れていたのを修正しています。


Remove path option from AzureStorage config

railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/config/storage.yml.ttの修正です。

デフォルトで生成されるstorage.ymlからpathオプションを削除いています。


Redis cache store: fix constructing with a Redis instance

activesupport/lib/active_support/cache/redis_cache_store.rbの修正です。

RedisCacheStore.build_redisメソッドでRedis instanceを生成する際に、callメソッドを呼び出すかどうかのチェックにrespond_to?(:call)を使用していたのを、is_a?(Proc)でチェックするよう修正しています。

-          if redis.respond_to?(:call)
+          if redis.is_a?(Proc)
             redis.call

引数にProcが渡された場合に実行するようのチェックだったのですが、Redisオブジェクトにもcallメソッドが定義されており、Redisオブジェクトが渡された場合にも誤ってcallメソッドが実行されてしまっていた為、左記を避ける為、Procがどうかをチェックするようにしています。


Fix Azure signed URL generation with newer client lib

activestorage/lib/active_storage/service/azure_storage_service.rbの修正です。

Active Storageでsigned URLを生成する際に、独自の生成ロジックでURLを生成したいてたの、client libraryが提供しているURL生成用のメソッドを使用するよう修正しています。


Restore full Travis config

.travis.ymlの修正です。

先のコミットの際に何故か壮大にTravisの設定ファイルを壊してしまっていたのを、元に戻しています。