2018/04/11分のコミットです。
CHANGELOGにのったコミットは以下の通りです。
Remove upper bound on Capybara
各ファイルでCapybara gemを指定するのにバージョンロック(gem "capybara", ">= 2.15", "< 4.0")を指定していたのを、上限の指定は("< 4.0")は外すよう修正しています。
Capybaraのバージョンアップによりどのような影響が実際に発生するかはわからない、かつ、上限の指定がある事により、ユーザのアップグレード時の弊害になってしまう為、上限は外すようにしています。
Allow use of minitest-rails gem with Rails test runner
railties/lib/minitest/rails_plugin.rbの修正です。
plugin_rails_initメソッドの中で、Rails定数を参照する際、絶対パスで読み込むよう修正しています。
- Rails::TestUnit::Runner.attach_before_load_options(opts) + ::Rails::TestUnit::Runner.attach_before_load_options(opts)
minitest-rails gemでもRailsというnamespaceを使用しており、minitest-rails gemを使用している場合に、絶対パスで指定しないとクラスが読み込めずエラーになってしまう為。
Update our security policy to include all releases in the current series
rails guideのMaintenance Policy for Ruby on Railsの修正です。
Severe Security Issuesの対象に5.0.Zを追加しています。
色々あったのですが、最終的には、4.2 -> 5.1というアップグレードは推奨しておらず、一つずつバージョンをあげれるようにする為に5.0.ZもServce Security Issueはサポートしよう、という事になりました。
Specify which series I'm talking about
rails guideのMaintenance Policy for Ruby on Railsの修正です。
Severe Security Issuesの項に、サポートするのは現在のメジャーシリーズのみである旨説明を追加しています。
Merge pull request #32484 from kddeisz/default-headers
Action Packの修正です。
defaultのhttp header(X-Frame-OptionsやX-XSS-Protection等)がAPI modeのcontrollerでも使用されるよう修正しています。
Fix turbolinks warning in railties test
Gemfile.lockの修正です。
テストで使用するturbolinks gemのバージョンを5.0.1に更新しています。5.0.1で不要なRubyのwarningが表示されないようになっている為。
Gemfileの修正です。
dalli gemのバージョンを2.7.7未満を使用するようロックしていたのを、ロックを解除しています。
dalli 2.7.7にはRailsと非互換の対応が含まれていてテストがコケてしまう為使用するのを避けていたのですが、2.7.8でその非互換が修正された為。
Brewfileの修正です。
ファイルの先頭にfrozen_string_literal: trueを追加しています。
BrewfileもRubyのファイルでcopの対象になっている為。
