なるようになるブログ

読書感想文かrailsについてかrubyについてか

rails commit log流し読み(2015/06/14)

2015/06/14分のコミットです。

CHANGELOGへの追加はありませんでした。


Revert "revises a test to account for case-insensitive file systems"

case-insensitiveファイルシステムtest_render_action_upcasedがコケていたのを対応した、revises a test to account for case-insensitive file systems をrevertしています。

rails-dev-boxをvagrantで使った場合に問題になっていて、対応したコミットだったのですが、何でrevertされたのか、説明が無いので良く解らないんですよねえ…。。


don't hold a reference to env in the options object

actionpack/lib/action_dispatch/request/session.rbの修正です。

Request::Session::Optionsクラスのコンストラクタからenv引数を削除しています。

極力、RailsとRack envは分離させたいと考えており、envを必要な箇所でのみ参照するようにする為に、修正したとの事です。


[ci skip] Fix the dynamic fixtures example

activerecord/lib/active_record/fixtures.rbの修正です。

fixturesファイルに動的な値を指定するexampleで、変数のi1にタイポしていた箇所があったのを修正しています。


[ci skip] fix typo mistake

activerecord/lib/active_record/enum.rbのdocの修正です。

enum_prefix/enum_suffixについて説明しているdocでenum_suffixenum_postfixにタイポしていた箇所があったのを修正しています。


Extended 'Active Job Basics' edge guide with more detailed information and an additional step [ci skip]

rails guideのActive Job Basicsの修正です。

queueing -> queuingに修正、及びMake the Job Available for Useの項を追加しています。

app/jobsディレクトリがautoloadされないので、手動でautoload_pathsapp/jobs配下を追加する必要がある、とういう記載が追加されたのですが、これは誤りで、後ほど削除されています。


Merge pull request #20548 from maurogeorge/collection_check_boxes-rdoc-gotcha

actionview/lib/action_view/helpers/form_options_helper.rbのdocの修正です。

collection_check_boxesメソッドのdocにGotchaの項を追加し、modelへの値の渡し方、チェックボックスにチェックがひとつも無い場合の挙動等についての説明を追加しています。


Add missing "header" word in documentation of Token#authentication_request [ci skip]

actionpack/lib/action_controller/metal/http_authentication.rbのdocの修正です。

Token#authentication_requestメソッドのdoc内のWWW-AuthenticateWWW-Authenticate headerに修正しています。


ActionDispatch::SSL should keep original header's behavior

actionpack/lib/action_dispatch/middleware/ssl.rbの修正です。

ActionDispatch::SSL#callメソッドでは渡されたヘッダーの情報と、httpsで必要なヘッダーの情報をマージする処理を行っています。 その際、渡されたヘッダーの情報にマージするのではなく新規に作成したHashに渡されたヘッダーの情報をマージする形をとっていたのを、渡されたヘッダーの情報に必要な情報をマージする形に修正しています。

-        headers = hsts_headers.merge(headers)
+        headers.reverse_merge!(hsts_headers)

元々のやり方だと、渡されたヘッダーのクラスに関わらずHashが返されてしまうのですが、ヘッダーにHash以外のクラス(Rack::Utils::HeaderHash)を使用した場合に問題がおきてしまう為、修正したとの事です。