なるようになるブログ

読書感想文かrailsについてかrubyについてか

rails commit log流し読み(2015/11/03)

2015/11/03分のコミットです。

CHANGELOGへの追加はありませんでした。


remove present? call; we do not need it

actionpack/lib/abstract_controller/base.rbの修正です。

AbstractController::Base#available_action?メソッドで、_find_action_nameメソッドの戻り値に対してpresent?メソッドを呼び出していたのを、削除しています。

_find_action_nameメソッドの戻り値はString or falseで、nilになる事は無いためのようです。


added missing instructions for rack-cors

railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/config/initializers/cors.rbの修正です。

ファイルの先頭に、他のinitializers配下のファイル同様、ファイルを更新した場合にserverの再起動が必要な旨説明を追加しています。


Add test_float_limits to mysql2

activerecord/test/cases/adapters/mysql/schema_test.rbactiverecord/test/cases/adapters/mysql2/schema_test.rbの修正です。

float型にlimitオプションを指定した場合のテストがmysqlアダプタでしか実施されていなかったのを、mysql2アダプタでも実施するよう修正しています。


Deprecate exception#original_exception in favor of exception#cause

各エラークラスのoriginal_exception変数がderepcateになり、Exception#causeメソッドを使うよう修正されてします。

Ruby 2.0.0 まではrescueensureの中で別の例外が発生すると、以前に発生した例外がわからなくなってしまっう為、original_exception変数に以前発生した例外の情報を保持していました。

が、Ruby 2.1.0以降は、以前の例外情報も保持されるようになり、Exception#causeで辿れるようになっているので、そちらを使用するよう全体的に修正を行っています。

参考:Ruby 2.1.0の新機能のException#cause - @znz blog