2016/02/06分のコミットです。
CHANGELOGへの追加はありませんでした。
Missed a few spots in inline -> async switch
Active Jobの修正です。
Change the default adapter from inline to asyncで、Active Jobのデフォルトのadapterをinline adapterからasync adapterに変更したのですが、設定変更漏れ、及びdocの修正漏れがあったのを修正しています。
When generating a mailer, you must specify Mailer in the class name in
Action Mailerのdocの修正です。
mailer
のgenerateをする際、クラス名にMailer
suffixをつけるようexampleを修正しています。
- # $ rails generate mailer Notifier + # $ rails generate mailer NotifierMailer
Mailer
をつけないと誤ったクラス名が生成される為、となっているのですが、Rails 5では自動でMailer
suffixが付与される為、Mailer
をつける必要は無い為、後ほどrevertされています。
disable controller / view thread spawning in tests
Action Packの修正です。
ActionController::Live
で、テスト毎に新しいスレッドを生成しないよう修正しています。
元々は、request実行毎にスレッドを生成し、そのスレッド毎にdatabaseのconnectionを生成するようになっていました。
ただそれだと、メインスレッドでデータを含むトランザクションを開始し、別スレッドでそのデータを見ようとして競合状態になってしまっていたようで、それを避ける為、メインスレッドでのみDBにアクセスするように修正しています。と、いうような内容だと思うのですが、正直大分不安…。
No need to specify Ruby patch version on Travis CI
.travis.yml
の修正です。
rvmでRubyのバージョンを指定するとき、patchバージョンは指定しないよう修正しています。
- - 2.2.4 - - 2.3.0 + - 2.2 + - 2.3
travisで自動で最新のパッチバージョンを使用する為、との事なのですが、実際はそのとおり動作していないようで、後ほどrevertされています。
Revert "Dump indexes in create_table
instead of add_index
"
schemaをdumpする際、indexの情報をadd_index
ではなく、TableDefinition#index
として出力するよう修正した、Dump indexes in create_table
instead of add_index
· rails/rails@99801c6をrevertしています。
古い動作(add_index
を使用した方法)にhook処理を入れているgem(マテリアライズドビューにインデックスを設定するgem?)があり、この対応でそのgemの挙動を壊してしまう事になる為、それを避ける為revertしたようです。
Fix mixing line filters with Minitest's -n filter.
railties/lib/rails/test_unit/line_filtering.rb
の修正です。
line filterとminitestのname filterを同時に使用した場合に正しく動作しないバグがあったのを修正しています。line filterとname filterを同時に使う事は、あまり無さそう気もしますが…。
actionpack/lib/action_dispatch/http/response.rb
の修正です。
不足していたaction_dispatch/http/cache
のrequireを追加しています。
Revert "When generating a mailer, you must specify Mailer in the class name in"
mailer
のgenerateをする際クラス名にMailer
suffixをつけるようexampleを修正した、When generating a mailer, you must specify Mailer in the class name inをrevertしています。理由は先に記載した通り。
Revert "No need to specify Ruby patch version on Travis CI"
rvmでRubyのバージョンを指定するときpatchバージョンは指定しないよう修正した、No need to specify Ruby patch version on Travis CIをrevertしています。理由は先に記載した通り。
Replace old Rails greeting references
README.md
、railties/RDOC_MAIN.rdoc
の修正です。
README内のwelcomeページで表示されるテキストの説明が、古いテキストのままになっていたのを、Merge pull request #23237 from gsamokovarov/new-welcome-page · rails/rails@f3c1897で更新された内容にテキストを修正しています。
Remove duplicated require 'arel'
activerecord/lib/active_record/base.rb
の修正です。
重複してrequireしていたarel
を削除しています。
MariaDB does not support JSON type
activerecord/lib/active_record/connection_adapters/mysql2_adapter.rb
の修正です。
supports_json?
メソッドでDBがMariaDBの場合falseを返すよう修正しています。
def supports_json? - version >= '5.7.8' + !mariadb? && version >= '5.7.8' end
MariaDBではJSON型はサポートしておらず、MariaDBでJSONのテストがコケてしまっていた為との事です。MariaDB、JSON型サポートしていないんですねえ。