rails commit log流し読み(2018/05/23) - なるようになるブログ

2018/05/23分のコミットです。

CHANGELOGへの追加はありませんでした。

actionpack/lib/action_controller/metal/request_forgery_protection.rbの修正です。

ActionController::RequestForgeryProtection#xor_byte_stringsメソッドをリファクタリングしています。

ループ数やpackメソッドの呼び出しを削減し、1.7倍程度高速になっているとの事です。

railties/lib/rails/templates/rails/mailers/email.html.erbの修正です。

email previewでlocaleを変更した際に、subjectが変更されないバグがあったのを修正しています。

actionpack/lib/action_dispatch/journey/nfa/simulator.rbのdocの修正です。

Simulator#simulateメソッドから不要なコメントを削除しています。

activerecord/lib/active_record/autosave_association.rbの修正です。

autosave associationsを使用している場合に、子のassociationsの保存に失敗した場合、親associationのtransactionをrollbackするよう修正しています。

railties/railties.gemspecの修正です。

dependencyに指定するThorのminimum versionの指定を0.18.1から0.19.0に更新しています。

Thor 0.18だとfrozen string literalを指定している場合に、コマンド実行時にFrozenErrorが発生してしまうという問題がある為。

actionview/lib/action_view/helpers/cache_helper.rbのdocの修正です。

CacheHelper#cache_fragment_nameメソッドのdoc内のskip_digestオプションについて説明している箇所で、オプションのkeyだけが等幅フォントで表示されていたのを、valueも等幅フォントで表示されるよう修正しています。

activestorage/test/service/disk_service_test.rbの修正です。

ActiveStorage::Service::DiskService#url_for_direct_uploadメソッドについてのテストを追加しています。

activesupport/lib/active_support/dependencies.rbのdocの修正です。

require_dependencyメソッドがAPI docに表示されるよう修正しています。

require_dependencyは既にRails guideで紹介されており、publc API扱いの為。

railties/lib/rails/tasks/yarn.rakeの修正です。

yarn:install taskで./bin/yarnを実行する際に、NODE_ENVを指定するよう修正しています。

環境変数NODE_ENVが指定されていればその値を、なければRAILS_ENVを見に行くようになっています。

activesupport/lib/active_support/testing/assertions.rbの修正です。

assert_changesメソッドでassertionでエラーになった際のメッセージを修正しています。

expected / actualが明確にわかるようになっています。

# before
"value" didn't change to y

# after
"value" didn't change to as expected
Expected: "y"
  Actual: "z"

actionview/lib/action_view/helpers/cache_helper.rbのdocの修正です。

CacheHelper#cache_fragment_nameメソッドのdoc内のskip_digestオプションが正しく等幅フォントで表示されていなかったのを修正しています。