rails commit log流し読み(2019/01/15) - なるようになるブログ

2019/01/15分のコミットです。

CHANGELOGにのったコミットは以下の通りです。

actioncable/CHANGELOG.md

railtiesの修正です。

credentialsまわりのリファクタリングとして、メソッド名を適切な名前に変更、不要な変数を削除、不足していたdocの追加等々を行っています。

Action Cableの修正です。

channel genetarorでファイルを生成する際にテスト用のファイルも生成するよう修正、及び、Testing Rails ApplicationsにAction Cableのテストについて説明したTesting Action Cableの項を追加しています。

これでaction-cable-testing gemのRailsへのマージ処理は終了との事です。

Action Cableの修正です。

不要な明示的なundefinedのreturnを削除、同じく不要なnullチェック処理の削除等のリファクタリングを行っています。

Action CableのCoffeeScript -> ES2015への変換はdecaffeinate/decaffeinateを使って行ったのですが、その際に不要な処理が含まれてしまっていたとの事です。

activesupport/lib/active_support/core_ext/date_and_time/calculations.rbの修正です。

beginning_of_quarter、end_of_quarterメソッドで不要なArrayのオブジェクトを生成しないようリファクタリングをしています。

activerecord/lib/active_record/relation/finder_methods.rbの修正です。

ActiveRecord::Base#exists?の引数にActionController::Paramsのインスタンスを指定出来るよう修正しています。

rails guideのRuby on Rails 6.0 Release Notes、Upgrading Ruby on Railsの修正です。

Action CableのJSがES2015に変換された事についての説明、及び、それにより発生したAPIのbreaking changesについての説明を追加しています。

README.md、railties/RDOC_MAIN.rdocの修正です。

新たに追加されたAction MailboxとAction Textフレームワークについての説明を追加しています。

activerecord/lib/arel.rb、activerecord/lib/arel/compatibility/wheres.rbの修正です。

使用していないArel::Compatibility::Wheresクラスを削除しています。

activerecord/lib/active_record/connection_adapters/abstract_adapter.rbの修正です。

connection.visitor=をdepreacteにしています。

元々はvisitorをカスタマイズしたい時に使用する事を想定して提供していたようなのですが、現状その使用方法は正しく提供されていない、かつ、visitorをカスタマイズしたい場合はarel_visitorを使用すれば良いため、depreacteにしたとの事です。

activerecord/lib/active_record/connection_adapters/abstract_adapter.rbの修正です。

内部でだけ使用する変数の可視性がpublicになっていたのを修正しています。

Active Recordの修正です。

polymorphic associations + dependent: :nullifyオプションを指定した場合に、_type columnがnullifyされないバグがあったのを修正しています。