2014/08/04分のコミットです。
CHANGELOGにのったコミットは以下の通りです。
generatorの修正です。
helperのテストファイル作成処理を削除しています。
殆どのhelperはviewのテストの一部分としてやってしまっているので、単体では不要なのでは、という事のようです。
railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/config/environments/production.rb.tt
の修正です。
productionのデフォルトのログレベルを:infoから:debugに変更しています。
DHH自身が、productionのデフォルトのログレベルをdebugにしていたから、との事です。
Stubs are no longer generated for helpers, so dont test for it
railties/test/generators/scaffold_generator_test.rb
の修正です。
helperのテストファイル作成処理のテストを修正しています。
Update docs to reflect that helper stubs are no longer generated
rails guideの修正です。
helperのテストファイル作成処理削除に伴うrails guideの修正対応です。
A few more tests asserting the presence of helper test stubs
railties
の修正です。
helperのテストファイル作成処理のテストの修正の続きです。結構影響範囲大きいですねえ。
Using no_result_var in Journey's parser generator
actionpack/lib/action_dispatch/journey/parser.rb
、
actionpack/lib/action_dispatch/journey/parser.y
の修正です。
Journey parser generatorでは、値をreturnする際、一時変数に格納していたのですが、一時変数を使用するのは止めて、メソッドの戻り値をそのままreturnするよう修正しています。
Pull in the custom configuration concept from dhh/custom_configuration
dhhのcustom_configuration がrailsにマージされました。
custom_configurationは、railsのconfigurationオブジェクトに任意の値を設定出来る、という機能です。
config.x.payment_processing.schedule = :daily config.x.payment_processing.retries = 3
上記の用に設定を行うと、下記のような使い方で値が取得出来ます。
Rails.configuration.x.payment_processing.schedule # => :daily Rails.configuration.x.payment_processing.retries # => 3
因みに"x"は決め打ち。ちょっと違和感があるのですが、他とバッティングしないようにする為に、しょうが無いんですかねえ。
あと、docに書いてあるサンプルが動かない…。ぬう。
Add suggestion as to how you can app the the assets load path
railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/config/initializers/assets.rb.tt
の修正です。
assets load pathへの値の設定方法について、サンプルを追加しています。
+# Add additional assets to the asset load path +# Rails.application.config.assets.paths << Emoji.images_path
Explain why we use asset digests, not what a setter does
railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/config/environments/development.rb.tt
、
railties/lib/rails/generators/rails/app/templates/config/environments/production.rb.tt
の修正です。
何故asset digests
を使用した方が良いのか、説明を追加しています。
静的ファイル全部asset digestsでちゃんと管理できてれば、キャッシュ ヘッダの設定遠い未来の値に設定出来るので、便利ですよねえ。
Merge pull request #16333 from joker1007/fix_decimal_cast_from_float_with_large_precision
activerecord/lib/active_record/type/decimal.rb
の修正です。
高精度のFloatの値をDecimalにtype castする際に、エラーになっていたのを修正しています。
# before type = ActiveRecord::Type::Decimal.new(precision: ::Float::DIG + 2) type.type_cast_from_user(123.0) # => ArgumentError: precision too large.
Float::DIGより大きな値の場合に問題があったようです。
Regenerate sid when sbdy tries to fixate the session
actionpack/lib/action_dispatch/middleware/session/cache_store.rb
の修正です。
sessionの値を取得時に、sidの値を再生成するよう修正しています。
コケてたテストがあったので、その対応の為のようです。